<清らかな水>

 清らかな水は、動物の生命を潤し、植物に花を咲かせる他、この世の様々な汚れを取り除くことも、この世の様々な物質を融合させることもできる。

 清らかな水は、限定された形を持たず、常に自由に柔軟に対応し、あらゆるものに利益を与えるのみ。

 新拳法は、この清らかな水の如くあるべきなり。

 

<守り育てたい心>

 新拳法は、健康や護身のためにはもちろんのこと、下記の心を守り育てるためにも、実践されるべきである。

                          

 1 植物が開花するように、悪い感情や欲望から解き放たれて、真っ直ぐに澄ん

  だ瞳でただ前を見つめる心

 

 2 自分を抑えて、自分の名利よりも、義や道や美や愛を優先して行動する心

 

 3 謙虚に朗らかに平和的に生きる心

 

 4 常に学び続け創造し、他者を利益する心

 

 5 屈して少しかがんでから跳び上がるように、人生における失敗を克服し得難

  い教訓を生かして逆境に立ち向かい、辛抱強く生きる心

 

 6 動きの中で静寂を保つように、常に平静を保つ心 

 

<自らの人間性>

 新拳法の練習をする際には、身体的な能力や武術の技量がどうであれ、人として尊厳を持って正しい生き方をしようとする自らの人間性を高めようとすることが大事。

 

<本当の自分>

 新拳法の練習をする際には、あらゆる世間の評価にとらわれず、その時の本当の自分を表現し、組織等に縛られない個人としての人間的な自由を享受し、ゆっくりでも自分のペースで自分を成長させて、身体的な能力や武術の技量よりも本心を高めて行くべきである。 

 

<上手に生き残れる言動>

 新拳法を用いるということは、単に誰かを突いたり蹴ったりすることではなく、人間社会における総合的な戦いにおいて、上手に生き残れる言動をすることであり、新拳法の練習は、上記の言動ができるようになることを目標の一つとしている。

 

<この瞬間、瞬間を生きる>

 新拳法においては、年齢とか力の有無とか才能とか金とか地位とか、あらゆる条件を超えて、その持てるギリギリいっぱいの容量で挑み、この瞬間、瞬間を生きるべきだ。

 人は、今がどんなでも、全宇宙をしょって生きているのだから。 

 

<世界や地球の平和>

 新拳法は、人と人が互いに助け合い補い合って生きて行く、人の人たる道を行き、人と人の絆や調和を高め、世界や地球の平和を求めて行くことを、究極とする。